ひとりぐらしって家にじぶんひとりしかいないから、いろいろヘンな人になりやすい。
わらうときは、なにもかんがえないでわらいたいだけわらうし。
人がいたら、いま声だして平気かな、うるさくして大丈夫かなって気にするでしょ。
なにかぶつけて痛いおもいをしたときは、人がいれば「痛いーっ」って騒いで痛いおもいをしちゃったことを知らせようとしたりするけど。
ひとりしかいないと、わたしは歌うクセがついてる。
い〜た〜い〜よおおお♪
って。
歌うと、なんかすごいハプニングもなんとかなりそうな軽いきもちになれるから。
困ったことあると、ひとりだと愚痴こぼす相手がいないから、これもわたしは困ったことを歌詞にして歌っちゃう。
人生の悲劇はミュージカルにしちゃうとうと、なんかステキなヒロインになったきぶんになれるから。
でもでも。
こういうひとりぐらしをしてると。
外でもうっかりやっちゃうから危険。
バイト先でおでん鍋洗うとき、熱いおでんつゆを手にかけてヤケドしちゃったことあって。
つい、
あ〜つ〜い〜よおおお♪
ヤ〜ケ〜ド〜しちゃったあああ〜よおおおお〜♪
って歌いだしてて、一緒にはたらいてた外国人のバイトくんにジーッて、ものすごい理解不能のものを見た目つきで無言で見つめられた。
なんでこんなこと今日書いたかって言うと。
いまさっき、ファミレスでぼっちランチ中、星野源さんのエッセイ読んでて、おもいっきり声だしてわらっちゃったの。
店中にわたしのヘンなわらい声が響きわたってた。
みんな見てきたけど、わたしはひとりだから「やだ。はずかしい」って照れることもできなくて、なにもなかったようにカプチーノ飲んだ。
はずかしいよー。
いろいろ。
ひとりぐらしはじぶんをあたまがおかしい人に変えちゃう。