2017年02月25日

take a bow

まいにちまいにちまいにちまいにち乾いた風がつよすぎて、窓を1ミリも開けれない。
昼間の外は換気するのにきもちがいい気温だから、できれば小窓なんかは開けっぱなしにしておきたいのに。
窓をちゃんと閉めてても、畑のこまかい土がはいりこんできて、ざらざらする。

さいきんはにわか雪、がおおい。
気づくと雨じゃなくて雪が降ってるの。
フロントガラスが濡れたり、車の屋根に雪のつぶがつぶつぶ積もったり。
夜中なんかは1時間ぐらい降っただけで、畑が真っ白になる。

だけど、すぐに雪はやんで消えて、すぐに地表は乾いて、風が吹くたびに湿ってたはずの土がさらさら舞い上がりだす。
夜中でも道を走ると、対向車のライトが照らしてる範囲が茶色のスモーク状になってて、昼も夜も一日中空気がひどいことになってる。

真夏のゲリラ豪雨がいま、季節の神さまのうっかりミスで一回ぐらい襲ってくればいいのに。



プレミアムフライデーがなんなのか、やっとさっきわかった。
会社勤めの人は早く帰れるとしても、それでいろいろお金をつかってもらうとしても。
そのお金をつかってもらう側の仕事の人たちには、プレミアムな金曜日ってぜーんぜん関係ないじゃん。
経営者の利益はあがるのかもしれないけど、底辺時給ではたらいてるブラックサービス業の非正規労働者なんて、なんの得もないよね。

仕事から解放される時間を増やして、どんどん遊んでお金をつかってもらう。
っていう政策がとられるたびに、そういう人たちが遊ぶ場所ではたらく人たちにはなんの恩恵があるんだろう、ってフシギなきもちになる。

サービス業の非正規には、「週末」なんてぜんぜんうれしくないよ。
コンビニなんて日曜祝日割増時給制度すらないし。

原稿だってー。
会社勤めの編集者さんは、週末とか連休とかは、「休みまえ」に「休み明け」シメキリの仕事をくれる。
じぶんたちが休んでるあいだ、書く人は書くお仕事をする。
休日執筆割増原稿料制度、法律でつくってー。



いろいろと人がいなさすぎるようになったわたしのバイト先のお店。
シフトがものすごいことになってて、それは店長の自業自得だからあんまり同情もしないで、「おもしろいことになったなー」っていう黒いきもちで見てたけど。

もうこの業界、まともな日本語が通じてまともな常識をもってるまともな人(日本人じゃなくてもOK)でシフトをきちんと埋める、ってことは100%不可能なんだとおもう。
じゃあ、仕事できなかったり、常識がなかったり、日本語がカタコトすぎる外国人だとしても、とにかく出勤してきて退勤時間まで店内にいてくれればいい、っていう妥協をしても。
そういうのも、もう難しい時代なんだとおもう。

きちんとシフトが埋まらない。
リアルネコの手を借りるしかないぐらいに、「ニンゲン」だけではシフト埋めれない。

都内で見かけたある店舗(コンビニじゃない)は、人手不足なので週に何日かお休みします、って貼り紙がしてた。
コンビニは契約でお店を閉める時間をつくれないから、まえに書いたことあるけど、人手不足なのでレジを待たせる、って書いてあったとこもある。
ワンオペでまわしてる系列もみる。(その系列はいいのかな)

うちのお店はいろいろありすぎて、「かろうじて最低限の仕事ができる人」だけで営業がなりたたない状態になって、仕事がほとんどできない人(能力がひくいんじゃなくて、意識がひくい人ばかり)でシフトを埋めなくちゃいけなくなって、店内のいろいろがものすごいひどいことに陥ってる。
店長と店長代理と店長一族の(ぜんぜんつかえない)高齢の身内で「ぜんぜん埋まらないシフトのコマ」を埋めてたら、その人たちの健康被害がでるレベルになった。

仕方ないから、シフトを減らしたかったわたしもヘルプ側にまわるようになったけど、そんなことじゃなんにも改善されない。
しかも、「仕事の意識が最大限にひくい人」たちのシフトの日には納品を制限して、わたしのシフトの日に集中的に発注かけるようになったから、わたし、作業を最小限にしてもらってるほかの人たちとおなじ時給っていうのが死ぬほどバカらしくなってる。

こうなると、ほんとに、職場は崩壊してくね。
いままで、いろいろこのバイトのグチとか文句とか書いてきたけど、そういうレベルとぜんぜんちがう。
ステージがちがう、っていうかんじ。

ホログラムおぢさんは、こんな状況に陥ってる「お店の危機」がぜんぜん理解できなくて、あいかわらずのんびり意識ひくいままはたらいてるけど、店長と組む日が増えたから、そのストレスがたまってるみたいで、わたしへの暴言や態度がものすごいひどいことになった。

あんまりひどいから、わたし、ついに反撃にでた。
信じれないぐらいの暴言を吐きつづけてとまらないおぢさんに、ずっと黙って仕事してたけど、いきなりわたし、(店内にだれもお客さんいなかったから)、レジカウンターに金属のトレイを「バーン!!!!」と叩きつけて。
「いい加減わたしも言い返しますよ!わたしと喧嘩しますか!?わたし、口喧嘩はつよいですよ!」
って、吼えた。
ほんとに、吼えた。

そしたら、おぢさん。
一瞬で黙った。

わたし、じぶんの口調のきつさにびっくりした。
って、じぶんがすごいイヤになったけど、なんか威圧的な言い返しをしないと気が済まないぐらいの沸点に達してた。

その日はそれからふたりして、一言も口きかないで黙々はたらいた。
(はたらいたのはわたしだけ。おぢさんはふてくされて、レジで仁王立ちしてただけ)

その次にまた組んだとき。
こんどはおぢさんが反撃してきた。
なんかいきなり、「このまえのことだけど。こっちがなんかしたわけじゃないのに、アンタ育ちがわるいね。どんな親に育てられたんだか」って、ずーっとくどくどからんできた。

だからわたし、ちらっとおぢさん見て、「わたしの生い立ちが今夜の仕事にどんな関係がありますか」って、こんどは大声にならないように、ものすごい感情のない声で抑揚なくぼそっと言い返して、それきりじぶんの仕事を黙々した。
そしたら、ずーっとぶつぶつ、わたしの親の顔がみたいとか、いろいろからみ続けてきたから、わたし、うちの菩提寺をおしえた。
そこのお墓にお母さんがいるので、そこに会いにいってください、って。

そしたら、次のシフトのとき、「アンタは長生きできるよ。性格がきついオンナってのは長生きするんだよ。アンタのお母さんはやさしかったんだね。だから早死にしたんだね。そのぶん、アンタは長生きしなさいよ」って背中をパタパタ叩かれて励まされた。
('_')

このおぢさん、やさしいときと暴言のときと極端すぎて、ほんと、わかんない。

店長ともすごい喧嘩した。
シフトの穴埋め地獄がすごすぎて、ものすごい疲れ果ててきてるのはわかってたけどねー。
ある頃から、だんだん不機嫌になって。
わたしにだけじゃなかったけど、わたしと組んだある日、一気に八つ当たりみたいに不機嫌をぜんぶぶつけられた。

店長が疲れきって、通常なら40分ぐらいで終わる納品作業が、40分経っても「え?まだこれだけ?」ってぐらいしか進んでなかったから。
わたし、店長がやばいぐらいに疲れてる、っておもったから、じぶんの作業は後回しにしてそっち手伝って、店長に休憩はいってもらおうとしたら。
じぶんの仕事をなにさぼってんだ、って、ものすごい形相で怒鳴られてびっくりした。

じぶんのは後で充分間にあうから、って言ったら(ほんとに余裕で間にあうの)、そうやっていつもやってないじゃないか、って怒鳴られまくった。
「は?わたしが?わたしはいつもぜんぶやってますよ。やってないのはほかの人だとおもいます」って、わたしもやっと口をはさむように言い返した。
そしたら、「ほかの人は関係ない。じぶんの仕事をきちんとやれと言ってるんだ!」って、ものすごい喚き散らしてきて、ものすごいこわくなった。
(このときもお客さんはぜんぜんいなかったけど)

わたし、じぶんの作業残して帰ったこといちどもないです、って言ったけど。
やってないのをこっちは確認してるんだ、口応えするな、ちゃんと仕事しろ、って怒鳴られまくったから。

ほんとにわたしがやってないって確認したんですか?
って、わたし、ものすごい醒めた口調で返してから、「そんな言いがかりで怒られるなら、わたしもここ、辞めます。こんなにシフトの穴埋めの協力してるのに、バカバカしい」って言い返した。
「今度のシフト、出しません」って、次のシフトを出す時期だったから、そう言ったら。
そんなすぐに辞めれるわけないだろ、って怒られたから、「じゃあ、次のシフトからぜんぶの日を出れない、って出します」って言い返した。

そしたら「そういう話じゃないだろ」って言って、それから、「ぴのさんじゃないのはわかってるんだけど、みんな、いい加減な仕事するから、ぴのさんについ当たっちゃったよ」って謝ってきた。

「店長、疲れすぎてるんですよ。あとはわたしがぜんぶやれるから、休憩しててください」って言って、そんな休んでられない、って言い返してたけど、ムリヤリ店長を休憩に入れた。
それで一時間ぐらいで出てきたから、もっと休んでてください、って言って、そんなわけにいかない、っていうから、疲れて八つ当たりされるのイヤだからわたしのシフトの日は休憩たくさんとってください、って、わたしもきつい口調で言い返した。
だって店長、何時間はたらくのー、っていうぐらい、シフトはいりっぱなしだからねー。

それで、店長にできるだけ休憩とらせて、わたしはフツーにはたらいて、それから、ほかの日の店長の地獄のシフトをいくつかかわってあげた。
「疲れてるのわかるけど、八つ当たりされるの、すごいイヤです。こっちもどっと疲れます」
って文句を言ったら、「ちょっと寝不足すぎてイライラしてた。ごめん」って謝ってくれたから、それで店長とはフツーに戻った。
店長代理から、そのあとで、「まさか、ぴのさん、辞めないよね。こんなときに辞めないよね」ってものすごいきつく言われた。
店長代理とも関係がこじれてたから、ふたりの対話ってさいきん、いろいろ喧嘩っぽいんだけど。

「こんなに人がいないときには辞めないつもりですよ。いちおう、雇ってもらってお世話になったから。でも、あんまり不機嫌ぶつけられると、わたしもバカバカしくなります。そしたら辞めるかも」ってぐらいは言い返した。

そしたら「そうだよねー。さいきん、わたしもぴのさんに当たりすぎてるって反省することおおいんだよねー。でも、ぴのさん、言い返すようになったから良かったとおもって。これからも喧嘩していいから、言いたいことは言い返して、それでなんとかお店支えていこうよ」って店長代理に言われた。

職場がものすごいブラック状態になると、ふわふわした性格で穏やかににこにこはたらきつづける、なんてできないねー。
イライラしてくる人と、こっちも負けずに戦うようになって、こんなじぶんイヤ、っておもいながら、でも、ほんとに雇ってもらったこととか、いろいろお世話になったことはあるから、職場の危機をじぶんの感情だけで切り捨てれない。
そうやってブラックに取りこまれていくのかもしれないけど、わたし、じぶんがどんどんふてぶてしくなっていくのが可笑しい気もある。

辞めればいいのにね、こんなバイト。
でも、文句言いながらも、ぜんぜん辞めない。
辞めても、次にまた同系列の他店舗ではたらいてる。
バカみたい。わたし。

なんで辞めないんだろ。

いろんな常連さんとおしゃべりするのがたのしいから?
お店をいろいろ変わってきて、常連さんも変わってきてるけど。
わたしがいまのとこで働いてるの知った、まえのお店の常連さんが、わざわざ来てくれたりもする。

わたし、いま辞めないのは。
いつでもこのバイト、辞めることはできるから、だとおもう。
経済的に、いちおう、このバイトしなくても、生活はなりたつようにはなったから。

いつでも辞めてやれる、っていう強気が維持できるから、なんとなくじぶんに余裕が生まれるのかな。

いろんな人と言いあいすると、こころがすさむ。
わたしは性格がよくなくても、人といつもあらそう状態にじぶんを置くのは苦手。
だから、対人関係でこころがすさむようなことがあると、もう辞めてやる、っておもう。

だけど。
わたしもこうやって、壊れていくんだろうね。
じぶんのこころのだいじなぶぶんを強酸で溶かしていくみたいに、どろどろした場所から逃げ出さない。

人って、わたしにとってものすごいキライなぶぶんがたーくさんあったとしても。
ちょっとだけ、その人のやさしさみたいなカケラを見ちゃったとき。
そのやさしさがじぶんに向けられたわけでもなくても、「あ、この人の中にこういうやさしさもあるんだ」って見えたとき。
それが、錯覚だとしても。

この人はわるい人ではない、っておもっちゃう。
その、ちらっと見えたやさしさみたいなものを、わたしはじぶんの中に僅かにある「善意」をかきあつめて、きれいなこころで向き合わなくちゃいけないきぶんになる。

そういうじぶんを、いちばんバカらしいとおもうけど。
わたし、すごいキライな人の「少しはいいぶぶん」を見つけると、じぶんがまともなきもちになれるのかもしれない。
じぶんの理性みたいなものに陶酔できるのかもしれない。

けっきょく、わたし、じぶんを少しでもまともなニンゲンのふりすることをやめれない。








出先で流れてるのを歩きながら聞いてて、これもうっとりするようなきれいな曲、っておもった。
この歌詞は聞いてるだけで、わたしにもわかる。
ものすごいわかりやすい(易しい)英語、ってことなのかなー。

わたしも華麗にお辞儀して職場を華麗に去りたい。
人生からも華麗にお辞儀して「さよなら」と言って、華麗に去りたい。



 
posted by ぴの at 19:47| オーランド ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする