ラジオでクリス・ペプラーさんが、2021年の日曜はあと10回しかない、って言ってて、ひゃー、って、わたしも声が出る。
今年が終わっちゃう。
まだブクログで2020年のベスト3レビューも書き終えてないのに。
でも、来年の手帳はとっくに買った。
手帳を買うときは、この手帳を12月までちゃんと使えるかな、って不安みたいなきぶんになる体質。
手帳術の雑誌やムックをいろいろ見るのが好きで、いつのまにカバンの中にはカラフルなペンがたくさん増えて、専用のペンポーチも買った。
机ではペン立てになるやつ。
付箋メモも持ち歩く。
デジタル生活は持ち歩くものが重すぎる、って、どんどんアナログ派になっていったのに、紙や筆記具も重すぎる。
ときどき衝動的に買い替えるカバンは、どんどん軽いものを選んでるのに、なかみを入れたカバンはどんどん重くなっていくばかり。
わたしは生活能力がなさすぎる。
じぶんの周りはすぐに物がごちゃごちゃしてくるし、時間はいつも足りなくて、やるべきことをいくつも出来ないままの日々を繰り返してる。
すっきり。
シンプルに。
かつ、合理的に。
そんな暮らしかたを思い描くのに、なんでかじぶんの努力は理想の結果を生み出さない。
家の中の整理をいろいろしたとき。
断捨離本とか掃除本とか手帳術本とかが、それぞれ何冊もあって、その多さに笑った。
こんなにたくさん買う人ほど、断捨離なんて出来るわけないし、掃除はますますしにくい部屋になるし、じぶん流手帳術だっていつまでも定まらない。
でも、そういう本を一冊も捨てれなかった。
表紙の埃をアルコールで拭いて、本棚に仕立てた場所に重ねて置く。
この前もまた日経woman買ってきた。
手帳術が特集だったし、万年筆が付録についてたし。
去年も手帳術の号、買ったけど。
去年の付録の万年筆は、一度も使わないまま行方不明。
雑誌の付録で欲しくなるのは、保温トート系、ポーチ系、ステーショナリー系。
つい買いたくなる雑誌は、手帳やノート術の特集、本や作家の特集、片付けや掃除特集、100均やホムセンや無印グッズ特集、ソロキャンプ特集、山岳系、房総や山梨や秩父辺りの情報誌。
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今年のじぶん的おおきな出来事。
前回書いた感染症関連以外の。
☆20代が終わった。さよーならー。
☆雇われてた人から雇う人に変身。今まで以上にいろいろ大変。
☆持病が着実に進行してて、○万円もする治療を繰り返す選択をした。
とりあえずは払える間だけ。
払えなくなったらやらない。
☆とりつかれたように行きまくったドライブで、好きになった場所にどんどん中毒のように夢中になって、じぶんの生活の一部をそこに根付かせた。
目を閉じると、好きな光景の脳内動画が無音で再生される。
車一台分のギリギリな幅しかない薄暗い林道を走り抜ける光景。
乾いた茶色の田んぼに水が張られて、田植えをしたばかりのドット柄の水たまり、水面が見えないほど稲が育って緑一面、やがて刈られて、水が涸れて、また茶色の枠の連なりに戻る。
そんな春から秋の早送りの光景。
凪いだ群青の海。
うねる水面の灰色と爆ぜた波の白のコントラストが陰鬱な荒れた海。
透きとおった淡い水色の海。
おなじ崖から、ちがう海が見える、飽きることのない光景。
脳内ゆーちゅーばーなじぶんの動画を見たくて、疲れたときは目を閉じる。
だらだらとまとまりなくブログを書くクセは相変わらず。
時間切れだから、またねー。